笑顔じゃなくなった日

2007年4月22日(日)、白波がお星様になりました。




半年くらい前から、胸というか脇というか・・・みたいな所に小さなデキモノのあった白波。
最近まで特に大きくなることもなく、本人もさほど気にしていなかったのであるが、
最近になって、デキモノというか、デキモノの下あたりというか・・・なんだか膨らんできていた。

冬にはいったあたりから、歩き方がヨレっとしていた。
背中もまがり、見た目もすっかり老ハムになった。
ただ、体力は結構あって、相変わらず娘の杏仁と一緒になって水入れをガタガタいわせて暴れていた。
しかし、ここ1週間くらいは、めっきり水入れをぶつけることがなくて、杏仁だけがガタガタ騒いでいた。

そんなこんなだった白波だが、昨日、ついに
あまり動かないような、意識はあるのに寝ているような状態になった。
白波は、いつも笑っているような顔に見えるヤツだったが、
昨日は、ずっとうつむいている状態で、夜になって少し動くようになっても、
こちらに笑顔を向けてくれることはなかった。
ただ、食欲は最後まであって、人間用の珍しい食べ物などやると、ガツガツ食していた。

飼い主が就寝する時、白波はケースの中をウロウロ歩き回っていた。
その様子だと、翌日はまだ大丈夫そうだと思った。
「白波、おやすみ〜」と挨拶して眠りについた。

そして、今朝、白波のケースを見ると、白波はこちら側の壁に額を押し付けて、既に冷たくなっていた。
苦しかったのか目が開いていて、よく確かめるまでもなく、もう生きてはいないことが分かった。

白波には、本妻との間に娘が1匹と、愛人(?)との間に5匹の兄弟が生まれた。
家に居る娘と息子は、白波と一緒にバカ親子として、個性豊かなヤツらになった。
親子ともども、笑えるネタをくれて助けられた。
白波の活躍が見られなくなるのは残念である。

白波のいつも笑っているような感じは、娘の杏仁に引き継がれている。
(息子のカシミアは、ちょっと違うタイプの個性だが・・・(^^;;;))
これからは、父の分も笑顔をふりまいてくれると良いなぁ・・・・・・

今日の夕方、みんくさんにお付き合いいただいて、
妻や愛人も居る場所に埋葬する予定である。
家に来て約2年。
素敵な時間をありがとう。