最後をみとって・・・


2002年4月27日(土) 12:30頃、こまめがお星様になりました。
24日の朝、発作のように苦しんでいたこまめは、瀕死の状態で病院に連れていかれ、一時復活して元気に動き回ったりたくさん餌を食べたりしていましたが、27日のお昼頃息をひきとりました。
26日の夜は元気そうに動き回り、餌を入れると勢い良く吸い込んでいました。
しかし、27日の朝はちょっと元気がなくて、薬をやってもちゃんと飲んでくれなくなっていました。
飼い主がイロイロしたくしている間に、こまめの巣からキィィィーーーという叫び声が聞こえたので見に行くと、こまめがひっくり返ってヒクヒクしていました。
抱き上げてしばらく様子を見ていると、3分くらいグッタリしていましたが、急に鼻をヒクヒクさせたかと思うと何事もなかったかのように動き出しました。
一旦巣に返してからしばらくして、また鳴き声がしたので行ったら、こまめは再びひっくり返ってヒクヒクしていました。
今度はしばらく待っても動き出さずにグッタリしていました。
飼い主がうつ伏せになるように動かすと、ペタッとうつ伏せになってちょっぴりだけ歩きました。
しかし今度はあまり元気がなさそうでした。
やっとしたくができて病院に行きましたが、こまめは元気がないままでした。
病院で点滴をしてもらいました。
先生によると、こまめは神経障害を起こしているそうで、かなり状態が悪くなっているとのこと。
治療中に、目につくものに闇雲に噛み付くという、神経障害時の行動もとっていたらしいです。
家に帰り着いても、こまめはグッタリと意識朦朧とした状態で、飼い主の手に反応してくれませんでした。
他のハムのお家を掃除しながら時々こまめの様子を見ていましたが、たまに向きが変わっている程度で、状態は変わりませんでした。
ある時、また様子を見に行くと、こまめは5秒おきくらいにビクッビクッとしていました。
苦しそうな様子・・・しかし飼い主にしてやれることはない・・・
そこで、「できることはない」と掃除を続けるか、それでもこまめを見守っているかしばし考えていました。
すると、こまめは苦しそうに体をひねって軽く手足をかいた後、スーッと力が抜けていきました。
その後は、唯一生きている印だった呼吸の動きも見られず、頭を撫でると目が閉じていきました。
さっき、迷わずに掃除を続けていたら、こまめの最後をみとることはできなかったな・・・と思いました。
それより、ずいぶんタイミング良く様子を見に行った時にあたったな・・・という感じでもありました。
こまめが、最後に呼んだのでしょうか・・・・・・


▲一時復活した時のこまめ

年齢の割に若々しかったこまめ・・・
今まで病気ひとつせずに元気に可愛く生きてくれて・・・
最後にさよならも言ってくれたみたいで・・・
ありがとう。さようなら。