眠り続けて・・・

1999年9月27日(月)

今朝、マリリンちゃんがお星様になった。
最近背骨も曲がって、ずいぶん縮んでしまったな・・・と思っていたが、1歳6ヶ月・・・ちょっと早い死だった。
彼女は若い頃から弱々しくて痩せていたが、最近ではさらに弱々しく、大人しくなっていた。
もう長くはないかも・・・。そんな予感はあった。
26日の日曜日には、飼い主が話し掛けてもちょっと頭をあげるくらいで眠り続けていた。
大好物のヨーグルトを差し出してもプイと無視して眠ってしまった。
昼にバンズを買ってきてあげたら、やっと食べてくれたが、その後はずっとずっと眠り続けて・・・。
いつもなら飼い主の手にしがみつくのに・・・。餌や水を替えたら起きてきて食事するのに・・・。
その日はずっとずっと眠っていた。そして、ただただ背中が脈打っていた。

今朝、目が覚めると、夜には布団から足を投げ出して寝ていた自分が何時の間にか布団にくるまって寝ていた。
寒い・・・。
弱って餌も水も飲んでいないであろうマリリンちゃんが・・・。嫌な予感でいっぱいになりながら彼女のお家を覗きこんだ。
昨日はずっと丸まって眠っていた彼女が、その時は力を抜いたように横になっていた。
もう脈を打っていなかった。
目が笑っているように薄く開いていて、蛍光燈の光がキラキラ反射した。
触ると冷たいが、やわらかくてフカフカしていた。
「疑似冬眠」という言葉が頭をよぎって、注意深く観察してみたが、もう亡くなっていた。
(この時期に「疑似冬眠」という発想にも無理があるけど・・・)
彼女は耳君のすぐ横に埋葬した。

今までは何か辛い事や悲しい事があると、マリリンちゃんに慰めてもらっていた。
彼女はいつでも嫌がったりしないで飼い主の相手をしてくれた。
マリリンちゃんのようなハムにはもう2度と会う事はできないかもしれない。
今までずいぶん面倒かけたね。ありがとう。
昨日はたくさん起こしちゃってごめんね。もう飼い主に邪魔される事もないね。
安らかに、おやすみなさい。




9月23日のマリリンちゃん。


9月25日のマリリンちゃん。生きている彼女の最後の写真。


永眠したマリリンちゃん。おやすみなさい。