ハム子のお言葉


気が向いたらハム子が考えていることなどを書こうかと・・・

暇神

ハム子には暇神が憑いているともっぱらの噂である。
ハム子の行く現場は仕事が少なくなり、暇人が増えるのである。
もちろんハム子自身も暇人である。
しかし、来る日も来る日もあんまり暇だと辛いものがある。
今まで6つの会社、10の現場に遭遇したが、「忙しくて大変!!」という目にはあったことがない。
故に残業代で稼ぐということとも縁がない。
ある日、ハム子は「徹夜が日常」「徹夜しない人間など存在しない」というような雰囲気の会社に行くことになった。
ハム子自身は結局ここでも忙し体験することにはならなかった。
すぐに契約が切られたからであった。
この会社は「バカ」と大声で言ってやりたいようなジジィの面接で始まり(しかも無駄面接2回!)、
そのバカジジィが現場にもおり、バカジジィの仕切りにより仕事が進むという、とにかく最悪な状況であった。
世の中頭の悪い人間というのも決して少なくないが、このジジィのバカっぽさは酷くカンにさわったのである。
しかもこの会社、良くない事で結構有名であったらしい。
ハム子自身もこの会社とは即刻オサラバしたいと願っていたので、契約が切れてとても嬉しかった。
「残業の鬼」なこの会社と、ハム子に憑いている暇神の相性が悪かったおかげではあるまいか。
この時だけは「ありがとう。暇神様。」という感じであった。
(それとも常日頃ヒマと慣れ親しんでいるハム子のやる気のない態度の成果であろうか)

利き手

ハム子は左利きである。
箸を持つのも左手だし、字も左手で書く。
そうやって日々右脳に刺激を与えている。
幼い頃、無理矢理右利きにさせられそうになったが、ハム子が右利き訓練のストレスのためか顔面神経痛となり、断念されたのであった。
ハム子の職はプログラマーと言われるものである。
毎日パソコンに向かっている。
ハム子はキーボードのほとんどを左手で打つ。
右手はEnterキー等のある辺りから右側の特殊なキーを打つ時のみ使用され、正式な型とは大分異なるものである。
しかし、ハム子の左手は軽やかにキーボードの約2/3くらいの範囲を不自由なく舞う。(と思っている)
対してマウスは右手で使用する。
最初に左手でも使えるという事が分からずに、右手で使い始めてしまったからである。
それで慣れているのだから今さら左に変えるつもりもない。
しかし、マウスばっかり使っていると、頭がボーーーっとして熱っぽくなる気がする。
普段ヒマをもてあましている(!)左脳が悲鳴をあげているのであろうか?
世の人間達はえてして左脳ばかりを使ってしまうと言うが・・・・・・
2002年5月某日、ハム子はタブレットなるマウスがペンになったような代物を購入した。
以前、友人もっちーに「某HPの絵は手書きっぽいのに線がマウスらしからない」という疑問をぶつけた時、その物の存在を知ったのである。
ただでさえマウスで絵を描くのは結構難しいと思うのであるが、ハム子がマウスを右手に持って描く線はプルプルと震えていてボコボコである。
しかし、このペンのような代物を左手に持って描く線はきっとスラリと美しいに違いない!と思ったのである。
が、まだまだマウスとあまりかわり映えしない仕上がりである。
しかし慣れれば・・・・・・・
今まで日記などで「言葉ではうまく説明できない・・・」とか考えていたものも、絵で簡単に説明できるようになるに違いない!

ハム子は夏が嫌いである。(ちなみに冬は割と得意だ)
暑いという事は耐えがたい苦痛である。
ちょっと動いただけで、ちょっと食事をしただけで・・・体温が5度は上昇したような気分になり、汗が噴きだし止まらない。
世の中は夏だ夏だとうかれているというのに、ハム子は地獄の苦しみである。
最近はエアコンなしでは生きられない体になっている。
特に職場の空調事情は重要である。
省エネに励んでいる会社では地獄をみることとなる。
ただでさえハム子は席運が悪く、プリンタの側とかになりやすいのである。
世の普通の女性達から「冷房のせいで冷え性になって・・・」とか文句がでるくらいガンガンにきかせてくれねばハム子は満足できない。
去年の職場はそういう点では良かった。
今年はどうなるであろう・・・・・・
夏地獄撲滅のため、ハム子は空調に頼らない体をつくるべく、高血圧高脂肪率対策にはげむのである。

ダイエット

世の中には様々なダイエット方法が存在している。
その情報を得ては、「ほほぅ・・・」とちょっぴり挑戦してみたりするが、長続きはしない。
特にハム子は自炊しないので食事療法は難しい。
そして面倒くさがりなので手の込んだものは駄目である。
そんなハム子が生まれて初めて成功しているもの。それは精神療法である。
といってもそれは間接的なものであるが・・・
ただ毎日体重計に乗るだけ・・・という代物。
ハム子は毎日PCをたちあげているので、ファイルに体重・体脂肪率を記録している。
これは特にダイエット特集から得たものではなく、あるあ○大辞典の「3日坊主」の回で得たものである。
(こまめに満足感を得ることで長続きさせようという魂胆のもの。)
直接効果を発揮するものは、食事や運動であると思うのであるが、それ自体は長続きしなくとも
体重計に乗った時の気分の浮き沈みの波が「やったかいがあった」とか「何かしなくては」という気分にさせ、何かしら行動につながっていったりするのである。
自分をコントロールする方法は人それぞれ。
ハム子にとってはこの「方法はその時々のお好みで良い」という開放感や、「逃げようのない数値による結果」が功を奏しているようである。

好み

ハム子ランキングで栄えある1位を獲得するハムスターは、ジャンガリアン・ノーマル・♂である。
初めて飼ったハムがこれだったから・・・というのもあるかもしれないが、これだけはハム子家に欠かせない存在だ。
何がそんなに良いのか・・・具体的には不明なところである。
で、栄えある2位を獲得するものは・・・と考えると、それは難しい。
どの種類のどの毛色も捨てがたく、特に飼ったことのあるものには、それぞれの思い入れがあって選べない。
結局ハムスターは皆可愛い。
そんな中で1位に選ばれるジャンガリアン・ノーマル・♂は凄いものである。
しかし、その良さの理由は分からない。
ハム子は虫達を忌み嫌っているが、その理由も説明できるものではない。
好き嫌いに理由なんてない・・・ということか?

宣言

病ハムには特別な取り扱いが必要になったりするが、飼い主が熱くなり過ぎると良くない結果を招くような気がする。
慣れないご馳走をたくさん与えたり、暖めすぎたり・・・といったようなことである。
しかし、ついつい心配になって「餌を食べてないんではないか」「寒くなっているんではないか」などと考えてしまい、世話が過剰になる。
そういった事を抑制するため、ここに宣言しておくことにしようかと思う。
病ハムのお世話は、くれぐれもホドホドを心がけること

ハム子は宣言した事はナカナカの確率で実行する人間である。
というわけで、これからは過剰なお世話でハムの具合を悪くさせないようになるであろう。多分・・・。

噛みハム

ハム子家の歴代ハムの中にも噛みハムや、やや噛みハムが存在した。
ハム子はハムに噛まれるのは悲しいし、噛みハムに触るのは素直に怖いと思っている。
ハム飼いさんの中には、噛みハムの噛み攻撃をものともせず、深いコミュニケーションをとれる人も居て
その結果、噛みハムを噛まないハムに変身させたりできるようであるが、ハム子はそういうのは結構苦手である。
だいたいハム子は過去数回ハムを放り投げた経歴がある。
放り投げたと言っても、故意に放ったわけではない。
噛まれた瞬間、脊髄反射といった感じで反応した手にハムが翻弄されて、遠心力で飛んでいってしまう・・・といった感じである。
ラグビーボールのようなハムは弧を描いて宙に舞い、床にボトっと倒れる。
それでハムに一大事が起こったことはないが、噛みハムにとってもハム子とコミュニケーションをとるのは危険が伴うわけである。
当然ハムが飼い主を好きになってくれて、噛まないハムになってくれるのが一番良いのだが、ハム子の器ではナカナカそう上手くいくことは少ない。
そこで噛みハムとハム子は、可愛がったり可愛がられたりする関係とは程遠い関係になる。
飼い主は「何とか騙くらかして触ってやろう」とか「隙をついて触ってやろう」と考え、
噛みハムは「隙をみせてはならない・・・」と緊迫した雰囲気の中飼い主を迎え撃つ。
ハム子は、それはそれで楽しい関係だと思ったりする。

嫌なこと

ハム子は嫌なことは本当に嫌がる人である。
また、他人に嫌なことを強要する人はとても嫌いである。
「強制的にやらせれば、そのうち諦めてやるようになるだろ」といった考えの人間は腹立たしい。
嫌なもんは永遠に嫌なんじゃ!!!多大なるストレスとなる以外には何もない。

さらに、ハム子は嫌いな人はとことん嫌いである。
そういった者は、人間として分類されてすらいなかったりする。
「ゴキブリが嫌い」といった感情と同じような領域である。
円滑な人間関係の形成など、ハム子の「嫌い」という感情の前には何の意味も持たなかったりする。
社会人ともなるとそんなことも言ってられなくなる・・・といった事もなく、今でも周りの迷惑省みず嫌い病は炸裂するのである。

あと、特に言いたいこともないというのに、発言を強要されるのも嫌である。
別に意見を言いたいのに言えないわけではない。言う事なんてないから言わないのである。
それだというのに「何でもいいからとにかく何か言え」というのが世の中の考えらしい。
さらに、そういった考えのもと、的外れなわけの分からん発言をする人間にも苛ついたりする。
発言は言いたいことがある人だけがすれば良いんじゃ!!!

ちなみにハム子のこういった意見は世の中にはあまり受け入れられぬ・・・

潔癖症

ハム子はたまに人から「潔癖症なのでは・・・」と言われる。
確かに場合によってはそんな感じでもある。(しかし場合によってはちっともそんなことはない。極端なだけ?)
ハム子は水周りが嫌いで、台所や風呂場はあまり好きではない。
台所に置かれた物は、ちょっと放っておいたら無機物であっても腐っているような気がして触りたくない。
食器も湿度の高い場所に長時間置かれると、もう信用ならない代物となる。
洗っても信用はあまり回復しない。
そういう性格のせいか、調理道具をそろえて自炊するという事はもうありえないのではないか・・・といった状態である。
(別に料理は嫌いではない。台所がいつもピカピカに保たれていればやる。)
ハム子はキレイ好きだが、かなりの掃除嫌いでもある。
なので、「キレイにする」ということより「汚さない」ということで回避しようと努力している。
それが「ハム子の部屋は荷物が少ない」という事の原因かもしれない。
ちなみに現在ハム子の住んでいる部屋は狭いうえに収納は皆無である。
世間的には不評そうなこの部屋は、ハム子に大変好評である。
まず、収納スペースは暗い密室となっているので関わりたくないし、掃除するスペースが広いとますます掃除しなくなる。
そして、床は水を吸わない嘘物のフローリングで、猫の額ほどの出入口兼台所兼洗濯機置き場なスペースもこの床になっていて、部屋本体とつながっている。
極めてハム子向けな造りといった感じである。