白雪姫

2004年12月28日(火)、とびっこがお星様になりました。




12月に入った頃、とびっこはお尻の辺りから少量の出血をした。
女の子がよくかかる例の病気ではあるまいか・・・と思われたが、
年齢も2歳を過ぎたとびっこには、そっとしておくという対処を選択することにした。
それから出血も見られず、活動も普通にしていたが、だんだんと痩せてきて、お腹がプックリ出てきた。

そしてクリスマスの日の夜、とびっこは動きがにぶくなり、意識がハッキリしないような感じになった。
その日みんくさん家に行って、いただいてきたお土産を食べたのが、彼女の食事を見た最後になった。
翌日は、目の前に食べ物を置いても、分かってるんだか分かってないんだか分からないような状態だった。
ただ、人間の手には反応して、触られると怖いのか、ブルブル震えながら逃げていった。
そのまた翌日は月曜だったので、飼い主は出勤した。
「ちゃんと待っててね」と声をかけて行き、帰宅すると、とびっこは生きて待っていてくれた。
夜寝る時は、「明日も会えるよね」と声をかけて眠り、朝起きると、とびっこは生きて会ってくれた。
しかし、意識はさらに薄れているのか、首をちょっと動かすくらいしか反応がなかった。
午前10時半頃だっただろうか、飼い主はちょっと買い物に出かけた。
とびっこの呼吸を確認してから「ちょっと出かけてくるね〜」と声をかけていき、数十分で帰宅した。
とびっこは待っていてくれなかった・・・
確かに今回は何のお願いもしていかなかったけどさ・・・・・・

とびっこは具合が悪くなって目が開かなくなったが、目やになんかは出ていなくて、美しい顔だった。
真っ白なフワフワの毛皮で、ちょっと痩せてほっそりした顔で、ただ眠っているような・・・
最後まで可愛くて奇麗だった・・・さすがキャビア君とまめ子の娘・・・・・・

今日の夕方、みんくさんにお付き合いいただいて、両親や皆の居る公園に埋葬する予定・・・